恥/誉

寂びたハードウェアに今を見ることはできるのだろうか。 メディアの変遷の中でコミュニティは広大で複雑になった。そして自己承認の 基準は普遍化し足並みを揃えて自画像を 加工したりステ―タスを貼り付けるよう になったと感じる。「恥/誉」は、人形 の顔を用いてパ―ソナルを表現した他人 と液晶ディスプレイに置き換わり陳腐化 したブラウン管テレビによって、寂びた 遺産の時間軸から今と過去を比較し現在 のコミュニティの境界を見る体験をデザ インした。我々の遺産の1つであるブラ ウン管テレビが、ディスプレイまたは鏡 として反射するありのままの今の虚像を 提示する。肥大化し絶対的な評価軸とな ってしまった不特定多数によってあらゆ る人が縛られ今を創り上げていく。そん な現在と高度経済成長期以後のコミュニ ティの境界線を探る。

猪瀬 暖基

これまで制作した作品の紹介をしております。主に人形やメディアアートに関係した作品制作を行なっております。 twitter: https://twitter.com/NF4629 instagram: instagram.com/inshrk46

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